カブな人 若尾 祐基 さん part1
アトリカ521で店長を務める若尾さんを見て、「あれ!? この人どこかで…」と思う人も多くいらっしゃることでしょう。というのも、若尾さんは有名プライベートビルダーだったのです。国内最大級カブチームのひとつ〈ECC…エクステンドカブクラブ〉のメンバーでもあり、その個性的なカスタムで、様々な4ミニ専門誌に登場してきたから。趣味を仕事へとつなげた人なのです。
Profile 若尾 祐基 さん
2013年9月にオープンしたお店、アトリカ521の店長。学生時代からカブに魅了され、ECCというカブのチームにも所属し、カスタム三昧な日々を過ごしました
Shop Information
AToRiKA521 Garage Service
住所…群馬県邑楽郡大泉町朝日三丁目2番23号
TEL…0276-55-2110
営業時間…10:00~19:00
定休日…なし
URL…http://www.atorika521.com
とにかくカスタムばかりして 過ごした4年間
若尾さんが18歳の頃、カブをくれるという人がいました。でもピンク×水色のノーマルで、とにかくボロボロのカブ。最初はいらないとも思ったそうですが、一応もらいました。そこから若尾さんのカブ人生がスタートしたのです。
「譲ってもらったのは6Vポイント点火のカブなんですが、なんせ汚くて乗るのも恥ずかしかったので、速攻で赤と黒のホットロッド風カラーに塗り替えました」
こちらはAToRiKA521による2019年の最新カスタム車。イメージは『ゴロツキチョッパー』
バイクには乗っていなかったものの、自転車をリムジン仕様にカスタムするなどの他、元々工作が好きだったこと、小さな頃からアメリカ文化に興味があって、ホットロッドの世界も好きだったこと。若尾さんがカブに取り憑かれるまで、そう時間はかかりませんでした。
迫力あるフロントホイールは21インチ。フォークは郵政カブのものを流用しています
京都の大学に進学した若尾さんは、もらったカブで自宅の群馬から自走でカブを運びました。元々映画関係のお仕事に興味があり、芸術系の大学に進学。大学4年間はとにかくバイクのカスタムばかりしていたんだそうです。
「最初のカスタムといえば、カブのフェンダーを金ノコで切ったくらいですかね? 気合だけで(笑)。それからは、シャリーや古いスクーターや、ジャイロなどミニバイクばかりをベースにしてカスタムしていました」
太くなっているブロックパターンのリアタイヤは17インチ
映像学科に進んだというのに、制作発表会ではバイクを展示してしまった若尾さん。しかもバイク通学禁止の学校だったにも関わらずです(笑)。
「その時に展示したのは、ホンダのソロをベースにカスタムしたものです。しかも驚くことに、学長がそれを気に入って買い取ってくれたんですよ。どうやら、自転車だと思ったみたいで…」
なんでも若尾さんが製作し、学長が買い取ったソロは、未だに大学の図書館に飾られているんだとか。 思い当たる人もいるかも!? その頃から、若尾さんは色々な雑誌に取材されるようになります。
タイヤに合わせてリアフェンダー部分のカットラインを変えています
「まだカブに注目する人も少なかったですね。そんな時に、インターネットで色々検索していたら、ECCのサイト(ブログ)を発見したんです。まだ今みたいにSNSが流行っていないときだったから、ブログに書き込んで。ECCのリーダー、ノンポリCさんのカブカスタムを見て、自分と同じような考えの人がいるんだって思いました」
part2につづく
Profile 若尾 祐基 さん
2013年9月にオープンしたお店、アトリカ521の店長。学生時代からカブに魅了され、ECCというカブのチームにも所属し、カスタム三昧な日々を過ごしました
Shop Information
AToRiKA521 Garage Service
住所…群馬県邑楽郡大泉町朝日三丁目2番23号
TEL…0276-55-2110
営業時間…10:00~19:00
定休日…なし
URL…http://www.atorika521.com
とにかくカスタムばかりして 過ごした4年間
若尾さんが18歳の頃、カブをくれるという人がいました。でもピンク×水色のノーマルで、とにかくボロボロのカブ。最初はいらないとも思ったそうですが、一応もらいました。そこから若尾さんのカブ人生がスタートしたのです。
「譲ってもらったのは6Vポイント点火のカブなんですが、なんせ汚くて乗るのも恥ずかしかったので、速攻で赤と黒のホットロッド風カラーに塗り替えました」
こちらはAToRiKA521による2019年の最新カスタム車。イメージは『ゴロツキチョッパー』
バイクには乗っていなかったものの、自転車をリムジン仕様にカスタムするなどの他、元々工作が好きだったこと、小さな頃からアメリカ文化に興味があって、ホットロッドの世界も好きだったこと。若尾さんがカブに取り憑かれるまで、そう時間はかかりませんでした。
迫力あるフロントホイールは21インチ。フォークは郵政カブのものを流用しています
京都の大学に進学した若尾さんは、もらったカブで自宅の群馬から自走でカブを運びました。元々映画関係のお仕事に興味があり、芸術系の大学に進学。大学4年間はとにかくバイクのカスタムばかりしていたんだそうです。
「最初のカスタムといえば、カブのフェンダーを金ノコで切ったくらいですかね? 気合だけで(笑)。それからは、シャリーや古いスクーターや、ジャイロなどミニバイクばかりをベースにしてカスタムしていました」
太くなっているブロックパターンのリアタイヤは17インチ
映像学科に進んだというのに、制作発表会ではバイクを展示してしまった若尾さん。しかもバイク通学禁止の学校だったにも関わらずです(笑)。
「その時に展示したのは、ホンダのソロをベースにカスタムしたものです。しかも驚くことに、学長がそれを気に入って買い取ってくれたんですよ。どうやら、自転車だと思ったみたいで…」
なんでも若尾さんが製作し、学長が買い取ったソロは、未だに大学の図書館に飾られているんだとか。 思い当たる人もいるかも!? その頃から、若尾さんは色々な雑誌に取材されるようになります。
タイヤに合わせてリアフェンダー部分のカットラインを変えています
「まだカブに注目する人も少なかったですね。そんな時に、インターネットで色々検索していたら、ECCのサイト(ブログ)を発見したんです。まだ今みたいにSNSが流行っていないときだったから、ブログに書き込んで。ECCのリーダー、ノンポリCさんのカブカスタムを見て、自分と同じような考えの人がいるんだって思いました」
part2につづく
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