CUB ONLY LIFE(カブ オンリーライフ)

ホンダが誇る世界的な名車カブ情報満載の【CUB ONLY 】の公式ブログ。世界で一番売れているバイクだけあって、その情報量は膨大。カスタムネタやパーツ情報を中心に、カブファン必見の様々な情報をアップしていきます。

カブな人 影山 喜則 さん part1

「カブな人」の4人目には、愛知県にお店を構えるM&F Cuby(エムアンドエフ カビィ)のオーナー影山さん。カビィというその店名から想像できる通り、カブ専門店として2002年に愛知県にオープンしました。
カブな人 影山 喜則 さん part1
Profile 影山 喜則 さん
1970年頃のあんどんカブをベースにした車両が日々の足。美浜サーキットにてカブとモンキーが一緒に走る「モンcub耐久」レースも企画・運営している

Shop Information
M&F Cuby
住所…愛知県豊橋市西幸町浜池56-1
TEL…0532-26-8006
営業時間…11:00~19:00
定休日…月曜日、第一日曜日・レース等イベント日
URL…http://cuby.jp/


自動車整備士や機械屋の 経験が役立っています
 影山さんがバイクに乗り始めた16歳の頃というのは、ちょうど「バリバリ伝説」などの漫画が流行っていたり、ケニーVSスペンサーなどロードレース人気が絶頂期の頃。初めて乗ったバイクはホンダのMB50で、その後RZ250Rなどのレーサーレプリカ全盛期を過ごしました。ヒマさえあれば峠に走りに行ったり、ミニバイクでレースをしていた様な10代で、その当時はまだそれほどカブに興味はありませんでした。
カブな人 影山 喜則 さん part1

 そんな影山さんですが、自動車ディーラーのメカニックを経て、工場設備の機械を設計・開発する会社に就きました。ここで溶接、フライス盤、旋盤に金属加工などの、バイクカスタムに必要な技術を学びます。また、例えば鉄ひとつ挙げても色々な種類があって、素材や場所によって使える使えないとか、熱処理のこととか非常に専門的な知識も身につけた影山さん。当時は必ず独立してカスタムショップを開くという野望があったので、それはもう貪欲に勉強しました。インターネットなんて無い時代。情報を得るため専門書などを読みあさっていたそうです。

カブな人 影山 喜則 さん part1
「機械屋にいる頃は仕事が終わった後、好意で工場をお借りして車のエンジンのチューニングなどもやっていました。当時の車用のレースパーツって取扱説明書なんて丁寧なもの無いんですよ、全部独学、カムも作用角が320度なんて今の4ミニ系のハイカムでも考えられない大きい数字だったりして、よくバルブ曲げたりとかしてましたね」

カブな人 影山 喜則 さん part1

「整備士をやっていた経験と、機械屋さんで13年働いた両方の経験があるから、今のカビィは成り立っていると思います」
 若い頃はカブというより、バイク全般が好きだった影山さんですが、最初は1958年式のC100のデザインに惹かれたのがカブ好きになるきっかけでした。それはまだ3~5万円で中古のC100が手に入る時代。

「17インチというサイズ感は本当に乗りやすいし、燃費もいいし。とにかくカブが大好きでした。」
カブな人 影山 喜則 さん part1


part2へつづく

同じカテゴリー(過去記事アーカイブ)の記事

 
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。


ログインカテゴリ一覧